ブラジルミナスジェライス州産のツインクォーツです。鉱物学的に言うと、ツイン(双晶)とは、結晶軸を共有して、特定の角度でずれて二つの水晶が結晶したもののことをいいます。つまり、鉱物学的な双晶(ツイン)には、角度や形にちゃんと決まりがあります。代表的な双晶に日本式双晶があります。山梨県乙女鉱山産のツインが世界的に認められ、Japanese law twinsとされました。その他にエステレル式双晶.チンワルド式双晶、ベローダ式双晶など結構沢山の双晶があります。一方、スピリチュアル(パワーストーン)の分野における「ツイン」は、角度や形に関係なく「二つの結晶がくっついたもの」「並んで成長した二つの結晶」の総称とされています。2つの結晶の大きさによって、「ソウルメイト・ツイン」や「タントリック・ツイン」などの名前があります。このブラジル産のツインクォーツは、一見日本式双晶の様な形状をしていますが、結晶軸は別々に存在している様で鉱物学的なツインではなさそうです。私の石の先生から教えて頂いた双晶の見分け方は、双方の結晶には平行した面があり、反射光が同時に見られると言う点です。双晶は大変面白い形状てすので、少しでも興味を持って頂けれは幸いです。45.5×30.5×22.4mm 26.44g#水晶#天然石#原石#ブラジル#ミナスジェライス#ツイン#双晶#日本式双晶#ソウルメイト#タントリック#P太郎